【Windows10】デュアルディスプレイの設定方法。生産性を爆上げしよう

デュアルディスプレイで生産性を爆上げせよ

この記事では、デュアルディスプレイの効果とWindows10での設定方法を解説します。
 

デュアルディスプレイ(デュアルモニター)とは、1台のパソコンに2台のディスプレイを接続することです。

デュアルディスプレイは画面領域が広くなるため、作業効率が格段に向上します。

一度デュアルディスプレイの快適さを経験すると、もうシングルディスプレイ(1台だけ)には元に戻れないかもしれません。
 

時間効率を大事にするSABORI的にも、デュアルディスプレイはコスパ大、必須の時短テクです。

超おすすめですので、ぜひ設定して、あなたの生産性を飛躍的に向上させましょう。
 

デュアルディスプレイの効果

設定方法を確認する前に、デュアルディスプレイにすると、どのような効果があるのかを確認しておきましょう。
 

デュアルディスプレイ化して2台のディスプレイを使用すれば、作業できる画面のスペースはその分広くなります。

例えば「一方でスケジュールやメールを開きながら、もう一方でExcelを開いて作業する」なんてことができ、いちいち複数のソフトを切り替えながら作業する必要が少なくなります。
 

マイクロソフトの研究ではデュアルディスプレイにすることで、生産性が平均 42% 向上するというデータもあります。

 

たとえば、会議の資料を準備するときを思い出してください。

わざわざ広い机に移動して、印刷した資料を整理をしませんか?

それは広い机のほうが、一度にたくさんの資料を整理できるからですね。
 

デュアルディスプレイは、このように広い机で作業するの同じ効果があるわけです。

それにしても、40%以上も作業効率があがるとは驚きです。
 

デュアルディスプレイに必要な機器

次に、デュアルディスプレイに必要なものを確認しておきましょう。

ディスプレイ

デスクトップパソコンなら2台。ノートパソコンなら1台のディスプレイが必要です。

パソコンとの接続環境にあわせて、適切な接続端子がついたものを選びましょう。

(接続端子はHDMIやDisplayPort、VGAなどの規格があります)
 

ディスプレイ接続ケーブル

接続端子をしっかり確認して間違ったケーブルを選ばないようにしましょう。

また、デスクトップパソコンなどで、パソコン本体とディスプレイを離れたところに置く場合は、ケーブルの長さにも注意しましょう。

なお、大抵の場合はディスプレイを購入した際にケーブルもセットでついてくることが多いです。
 

USB変換アダプター(必要に応じて)

デスクトップパソコンをご利用の方は、映像出力端子が1つしか付いていない場合があります。

その場合はUSB変換アダプターを使って、2台のディスプレイを接続できるようにしましょう。

こちらも接続端子の種類をしっかり確認しましょう。

Windows10でのデュアルディスプレイの設定方法

1.ディスプレイをパソコンと接続し、電源を入れておきます。
 
2.設定画面を開きます。設定画面は「Windowsキー」と「I(アイ)」を同時に押すと開きます。
 windows設定画面
 

3.「システム」を選択します。
 システムを選択
 

4.「ディスプレイ」を選択します。
 ディスプレイを選択
 

5.「ディスプレイ」画面で「複数のディスプレイ」が表示されるまでスクロールします。
 複数のディスプレイ
 
 複数のディスプレイ
 

6.「表示画面を拡張する」を選択します。
 表示画面を拡張する
 

7.「ディスプレイの設定を維持しますか?」と表示されるので、「変更の維持」を選択します。
 変更の維持を選択
 

8.「ディスプレイ」画面の上部に戻り、下の図のとおり、赤枠内を実際のディスプレイの配置と合わせます。
 実際のディスプレイ配置を合わせる
 
「適用」を選択します。
 適用を選択
 

9.メインで使用するディスプレイを選択し、下にスクロールします。
 メインで使用するディスプレイを選択
 
10.「これをメインのディスプレイにする」「チェック」を入れます。
 ※メインのディスプレイに設定した方で、ログイン画面や通知領域が表示されます。
 メインで使用するディスプレイを選択
 

以上で設定完了です。

これであなたの生産性が40%向上しました。おめでとうございます!

SABORIのディスプレイ環境

実際の作業スペース

こちらがSABORIの作業スペースです。

 さぼりのディスプレイ環境
 
デスクトップパソコンにつなげていますが、ディスプレイは2台ともAOPEN製「22ML2Qbix」です。

2台で3万円くらいで買いました。

このディスプレイは重さが約2.5kgと軽く、性能は私にとって必要十分。

安価ですが非常に気に入っています。

SABORI的こだわりポイント

こちらは、かなり個人の趣向が入っていますので、興味のない方はスキップしてください。
 

SABORIのこだわりポイント
1.2台とも同じ機種
ディスプレイのサイズや高さ、画面の色が変わると操作性が落ちるので、同じ機種にしています。

2.画面が大きすぎない(21インチ)
机に本や書類を置きたい関係で、大きすぎないものにしています。(あと、画面が大きいと視線があちこち忙しくなり疲れるので)
適切な画面サイズは作業場所、使用するソフトや作業内容によっても変わり、人によっても好みが分かれますね。24とか27インチあたりが良いという人が多い気がします。

3.重量が軽いもの
軽く取り回しやすいものが好きなのと、机が壁に埋め込み型なので耐荷重の問題もあり、軽いものを選びました。

 
そのほか、スピーカー付きのディスプレイにしようか迷いましたが、最終的にbluetoothのイヤフォンに落ち着きました。

余談ですが、SABORIはケーブル類がごちゃごちゃするのがとても嫌なので写真のとおりモールで整線しています。

 モールで配線
 

おすすめのディスプレイ

ここでは、テレワークや副業用のディスプレイを検討されている方向けにおすすめのディスプレイを紹介します。

サイズはテレワークに適した21インチから27インチまで

少し大きい32インチ以上は対象外です。

21インチのおすすめ

AOPEN 22ML2Qbix

22ML2Qbix
品名・型番22ML2Qbix
メーカーAOPEN
サイズ21.5型 ワイド(16:9)
解像度フルHD(1920×1080)
パネルIPS、非光沢
接続端子VGA×1、HDMI×1、ヘッドホン端子×1
角度・高さ調整角度調整:上 15°/下 5°
高さ調整:なし
水平回転:なし
縦回転:なし
スピーカーなし
ブルーライト軽減あり
重さ約2.48kg
価格帯1.6万円~2.0万円程度

SABORIが使用しているディスプレイ。

VGAケーブルとHDMIケーブル(1.5m)が付属しています。

高さ調整ができないのが難点ですが、私の場合、椅子の高さと画面の角度調整で事足りたので、特に困っていません。

iiyama ProLite XUB2293HS-4

XUB2293HS-4
品名・型番ProLite XUB2293HS-4
メーカーiiyama
サイズ21.5型 ワイド(16:9)
解像度フルHD(1920×1080)
パネルIPS、非光沢
接続端子VGA×1、HDMI×1、DisplayPort×1、ヘッドホン端子×1
角度・高さ調整角度調整:上 22°/下 5°
高さ調整:あり
水平回転:あり
縦回転:あり
スピーカーあり
ブルーライト軽減あり
重さ約4.5kg
価格帯2.1万円~2.5万円程度

VGAケーブルとHDMIケーブル(1.5m)、DisplayPortケーブル(1.8m)が付属しています。

角度や高さ調整、縦回転もでき、スピーカーもついています。接続端子も豊富で盛りだくさんの優れもの。

24インチのおすすめ

PHILIPS 241E1D/11

241E1D11
品名・型番241E1D/11
メーカーPHILIPS
サイズ23.8型 ワイド(16:9)
解像度フルHD(1920×1080)
パネルIPS、非光沢
接続端子VGA×1、HDMI×1、DVI-D×1、ヘッドホン端子×1
角度・高さ調整角度調整:上 20°/下 5°
高さ調整:なし
水平回転:なし
縦回転:なし
スピーカーなし
ブルーライト軽減あり
重さ約3.0kg
価格帯1.8万円~2.3万円程度

VGA、HDMI、DVI-D端子を備えて1万円強で買えるコスパの高いディスプレイ。

VGAケーブルとHDMIケーブル(1.5m)、DisplayPortケーブル(1.8m)が付属しています。

高さ調整や回転はできません。重量が3kgと軽いです。

BENQ GW2480T

GW2480T
品名・型番GW2480T
メーカーBENQ
サイズ23.8型 ワイド(16:9)
解像度フルHD(1920×1080)
パネルIPS、非光沢
接続端子VGA×1、HDMI×1、DisplayPort×1、ヘッドホン端子×1、Audio Line In×1
角度・高さ調整角度調整:上 20°/下 5°
高さ調整:あり
水平回転:あり
縦回転:あり
スピーカーあり
ブルーライト軽減あり
重さ約5.7kg
価格帯2.1万円~2.7万円程度

角度や高さ調整、縦回転もでき、スピーカーもついています。接続端子も豊富。

24インチでこの機能、この価格はかなりコスパ◎です。

27インチのおすすめ

acer KA270HAbmidx

KA270HAbmidx
品名・型番KA270HAbmidx
メーカーacer
サイズ27型 ワイド(16:9)
解像度フルHD(1920×1080)
パネルVA、非光沢
接続端子VGA×1、HDMI×1、DVI-D×1、ヘッドホン端子×1、Audio Line In×1
角度・高さ調整角度調整:上 15°/下 5°
高さ調整:なし
水平回転:なし
縦回転:なし
スピーカーあり
ブルーライト軽減あり
重さ約5.4kg
価格帯2.0万円~2.6万円程度

VGA、HDMI、DVI-D端子を備えて1万円強で買えるコスパの高いディスプレイです。

VGAケーブルとDVI-Dケーブル(1.4m)が付属しています。

高さ調整や回転はできません。

PRINCETON PTFBLD-27S

PTFBLD-27S
品名・型番PTFBLD-27S
メーカーPRINCETON
サイズ27型 ワイド(16:9)
解像度フルHD(1920×1080)
パネル白色LED、非光沢
接続端子VGA×1、HDMI×1、DisplayPort×1、ヘッドホン端子×1、Audio Line In×1
角度・高さ調整角度調整:上 20°/下 5°
高さ調整:あり
水平回転:あり
縦回転:あり
スピーカーあり
ブルーライト軽減あり
重さ約6.2kg
価格帯3.2万円~4.5万円程度

角度や高さ調整、縦回転もでき、スピーカーもついています。

接続端子も豊富でディスプレイケーブル類もすべて付属しています。

まとめ

Windows10でのデュアルディスプレイの設定方法と、デュアルディスプレイの効果を解説しました。

また、今回紹介したディスプレイに気に入ったものがあれば、ぜひ購入して快適なデュアルディスプレイ生活をおくっていただければと思います。
 

デュアルディスプレイはコスパ大、必須の時短テクです。

作業効率を爆上げして、時間を効率的に使いましょう。

読者の皆さまの「自由時間」が少しでも増えれば幸いです。