- ジャネーの法則ってなに?
- 最近時間が過ぎるのが早い
- 時間をゆっくりに感じる方法を知りたい
この記事では、「歳を取るにつれて時間が流れが早く感じる」という「ジャネーの法則」について解説します。
ジャネーの法則をしっかり理解すれば、あなたの時間に対する意識が変わるはずです。
時間の価値を理解し、これまで以上に時間を大切にしていきましょう。
歳をとると時間が早く感じる理由と、ジャネーの法則の対策を紹介しますので、ぜひご覧ください。
恐ろしい話ですが、あなたが20歳を過ぎているのであれば、体感ではすでに人生の折り返し地点を過ぎています。
ジャネーの法則とは
ジャネーの法則は、19世紀のフランスの哲学者「ポール・ジャネー」が提唱し、甥の心理学者「ピエール・ジャネー」の著書で紹介されたことで、広く認知されました。
生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する
小難しいので簡単に言うと。
年齢が上がっていくにつれ、時間が早く過ぎるように感じること。
この感覚、おそらくほぼすべての人間が実感している、疑いようのない事実でしょう。
ジャネーの法則では、50歳の人の10日間は5歳の人の1日に当たることになります。
つまり10倍の速さで月日が過ぎているように感じるのです。
かくいう私は現在34歳、確かに10歳の頃と比べると3倍くらいのスピードで月日が流れています。
これからもどんどん時間の流れが早くなることを考えると、なんだかゾッとします。。
時間の流れが早く感じる理由
大人でも子供でも、時間は平等に与えられますので、実際に時間の流れが早くなっているわけではありません。
早く感じるのは、主観的な体感時間の話です。
ここからは、なぜ歳をとると時間の流れを早く感じるのか、その理由を確認しましょう。
理由1 人生に占める時間の割合が変わるから
時間の流れが早く感じる理由の一つに「人生に占める時間の割合が変わるから」とする説があります。
例えば、5歳の子供にとって1年は人生の5分の1
対して、20歳の人にとって1年は人生の20分の1
同じ1年でも人生に占める割合が異なるため、相対的に時間の流れが早く感じるのです。
理由2 物事になれて生活が単調になるから
時間の流れが早く感じる理由の二つ目に「新しい刺激がなくなり、生活が単調になるから」とする説があります。
子供のころを思いだしてみてください。
知らないことばかりだったあなたは、好奇心に満ち溢れ、毎日新しい刺激にワクワクしていたはずです。
しかし、大人になるとそのような刺激になれ、好奇心は低下。。仕事や家事など同じことを単調に繰り返してはいませんか?
新鮮味のない単調な毎日を繰り返した結果、時間の流れが早く感じるのです。
逆に言えば、最近時間の流れが早く感じるという人は、単調で面白みのない退屈な生活を送っているサインと言えそうです。
人生の半分は20歳で終わっている
では、体感的に人生の半分を終えるのは何歳の時でしょうか。
物心のついた3歳を人生のスタート地点と考える場合と、0歳をスタート地点と考える場合で答えが変わります。
よく言われるのは、3歳をスタートとし、90歳まで生きると仮定した場合です。
この場合、体感的に20歳前後で人生の半分を終えていることになります。
ちなみに、0歳をスタートとすると10歳前後で人生の半分を終えていることになります。
体感時間を長くする方法
この記事の読者のほとんどは、すでに人生の折り返し地点である20歳を超えている事でしょう。
一度きりの人生ですから、できる事なら実際の寿命だけでなく、体感時間も長くしたいところ。
ここから、ジャネーの法則の対策を確認しましょう。
新しいチャレンジが体感時間を長くする
体感時間を長くするには、子供時代の生活がヒントになります。
子供の頃を思い出してみてください。
好奇心旺盛なあなたは、毎日新しいことに果敢にチャレンジにしていたのではないでしょうか?
しかし、大人になると新しいチャレンジを忘れ、不安の少ない慣れたことをやりがちです。
会社員なら副業を始めてみたり、運動不足の人は週末にスポーツをしてみたり、読書をしない人は図書館に足を運んでみても良いでしょう。
少しストレスを感じるような新しいチャレンジに取り組むことで、体感時間が長くなります。
「好奇心を忘れずに常に成長する意識」が大切です。
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待ち時間が体感時間を長くする
何か楽しいイベントを待っているとき、時間が長く感じませんか?
この感覚を利用すれば、意図的に体感時間を長くすることができます。
例えば、週末に恋人とのデートを入れたり、家族との遊園地を企画したり。
楽しい予定をたくさんカレンダーに入れることで、「楽しいことを待つ時間」を作り出しましょう。
※ここでもやはり、たくさんのことに興味を持つ好奇心が欠かせません。
昼寝を取り入れる(おススメ)
「昼寝をしてしまったら、体感時間が短くなってしまうのでは・・・」
そんなことはありません。
昼寝を行う場合は以下のように一日を過ごします。
2.全力で活動する
3.昼寝で回復
4.全力で活動する
昼寝を取り入れることで、全力で活動する時間を増やすのです。
量よりも質。
疲れたら体でだらだらと過ごすより、昼寝をしてリフレッシュすることで活動の質を高めることができます。
結果的に生産性があがり、充実感を感じます。
この方法は、私も休日に実践しています(1日が昼寝によって2日になる感覚です。)
ぜひお試し下さい!
体感時間を短くする方法
あえて体感時間を短くしたい人はあまりいないでしょうが、一応紹介しておくと、体感時間を長くする方法の逆を行えばよいです。
つまり、慣れていて刺激を感じないこと淡々とこなす。
同じ毎日を繰り返すことで、あなたの体感時間はどんどん短くなっていきます。
最近、体感時間がさらに早くなったと感じている人は、「成長の少ない刺激のない毎日を送っているサイン」かもしれません。
何か新しいことを始めるきっかけにできると良いですね。
まとめ
人は歳をとるにつれて、時間の流れが早く感じる「ジャネーの法則」について解説しました。
体感的には20歳で人生の半分を終えています。
時間の流れを長く感じるためには、
「子供時代のように積極的に新しいチャレンジすること」
「楽しい予定をたくさん入れて「楽しみを待つ時間」を増やすこと」
を意識しましょう。
子供の頃のように刺激にあふれた楽しい毎日を過ごすほうが、人生を長く感じるというのは、なんだかすごくお得な気がします。
これを機に自分の生活を見直して、何か新しいチャレンジをしてみてはいかがでしょう。
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